5の倍数を文字で表す!
数学では、文字を使うと有利に問題を解くことができます!
使わないと解けないことがほとんどですが・・・
もくじ
この問題はどう答える?
問題 5の倍数を表してください。
答え 5,10,15,…
これが正解になるかどうかがポイントです☆
5の倍数を表せばいいので、すべての5の倍数を書けば正解となります!
ということは
答え 5,10,15,…
では不十分なのです!
すべての5の倍数を書けば正解だが、それは不可能である!
そこで利用するのが文字となります!
なぜ文字を使うと有利になのか?
- 文字は数字の代表である!
- すべての数を代入することができる!
例えば、\(a\)という文字があるとします!
5の倍数を表したいとき
「 \(5a\)(\(a\)は整数とする)」
と書けば、\(a\)には整数すべてを代入することができます!
よって
\(5×a\)は必ず5の倍数となり、すべてを表したことになります!
数をすべて表すことは不可能なので、必然的に文字を使うことになるのです。
ひつ‐ぜん【必然】[名・形動]必ずそうなること。それよりほかになりようのないこと。また、そのさま。「―の帰結」「なまけたのだから不合格は―だ」⇔蓋然 (がいぜん) /偶然。
辞書
まとめ
問題 5の倍数を表してください。
答え \(5a\)(\(a\)は整数とする)
◯ 文字は数字の代表である!
◯ すべての数字を代入することができる!
どんな数字を代入するかを書くことがポイントです!
例・・・「\(a\)は整数とする」、「\(a\)は自然数とする」など