移項とは「無駄を省いた形」だった!
もくじ
項を移動させる!
実際に問題で見てみよう!
例 \(x-2=8\)
文字を左辺、数字を右辺集めてみると
\(x\)\(\underline{-2}\)\(=8\)
\(x\) \(=8\)\(\underline{+2}\)
左辺にある\(-2\)が右辺に\(+2\)となって移動しました。これが「移項」です!
イコールを飛び越えると符号が変わる!
なぜ勝手に移項していいのか?
では先ほどと同じ問題で見ていきましょう
例 \(x-2=8\)
ここでは「等式の性質」を利用します♪
=(イコール)はみなさんご存知
(左辺)と(右辺)が等しいという意味ですね!
ここで(左辺)は\(x\)だけにしたいから
(左辺)に\(2\)を足せば\(x\)だけになります。
(左辺)\(=x-2\)\(+2\)
勝手に(左辺)にだけ\(+2\)したらイコールのバランスが崩れてしまうので(右辺)にも\(+2\)をします!
これなら(両辺)に\(+2\)をしているのでイコールのバランスは崩れません!
例 \(x-2=8\)
\(x-2\)\(+2\)\(=8\)\(+2\) ・・・A
\(x\) \(=8+2\)
\(x=10\)
ここでAの式を省略した形が移項となります!
例 \(x\)\(\underline{-2}\)\(=8\)
\(x-2+2=8+2\) ・・・A
\(x\) \(=8\)\(\underline{+2}\)
\(x=10\)
すると左辺の\(-2\)が右辺に\(+2\)として移動したように見えます!
移項とは?
等式の性質で「\(-2+2\)」などの無駄な部分を省いた形である!
よって、知っておけばいいのは
- イコールを飛び越えると符号が変わる!
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