反比例 練習問題④(文章問題)
まずは問題をしっかり読んで理解しましょう!
もくじ
問題文に必ずヒントがある!
問題 \(1\)杯あたり\(12g\)ずつ使うと、\(340\)杯できる珈琲豆があります。贅沢に\(1\)杯あたり\(15\)gずつ使うと何杯珈琲ができるでしょう?
「どうしてこれが反比例の問題?」と思ったあなたは鋭い!!!
今までの練習問題では、「\(y\) は \(x\) に反比例する」と問題文に書いてありました!
しかし今回はそれがありません。だから見ただけでは判断できません!
反比例だと気にすることなく、問題を解くことが大切です☆
それでは気にせず問題をみていきましょう!
全部のコーヒー豆の量は変わらない
「\(1\)杯あたり\(12g\)ずつ使うと、\(340\)杯できる珈琲豆があります。」の文章より
珈琲豆が全部でどれだけあるかわかります。
\(12×340=4080\)
全部で\(4080g\)あるとわかりました。
「贅沢に\(1\)杯あたり\(15\)gずつ使うと何杯珈琲ができるでしょう?」の文章より
「全部の豆\(~÷15\)」で答えを求める!
\(4080÷15=272\)
答え \(272\)杯
これって反比例なの?
問題を読んで、考えて、式を作って、答えがでました!
さて、今回の問題は反比例だったのかどうか・・・?
反比例でした!
☝️過去形に注目です!
なぜ反比例なのか?
今回の問題で「反比例」になったのは、全部の豆の量が一定になる(変わらない)ことです!
\(1\)杯あたり\(12g\)ずつ使うと、\(340\)杯できる
\(12×340=4080\)
贅沢に\(1\)杯あたり\(15g\)ずつ使うと、\(272\)杯できる
\(15×272=4080\)
☝️\(x\) と \(y\) を使う!
1杯あたり \(x~g\) ずつ使うと、\(y\) 杯できる
\(x×y=4080\\xy=4080\)
\(xy=a\) の形になっています!
まとめ
「反比例である」と気付かなくても、問題を解くことができます。
問題をしっかりと読んで、「何が求められるか」を考えましょう!!!
- 反比例とは「\(y=\frac{a}{x}\)」「\(xy=a\)」