平行からの証明、面積比の問題
もくじ
「等しい」から「同じ」をひけば、「等しい」!
問題1 \(PQ//AB\)ならば \(\triangle{OAP}=\triangle{OBQ}\)であることを証明しなさい。
\(\triangle{APB}\)と\(\triangle{AQB}\)について
\(PQ//AB\)で \(AB\)が共通だから
\(\triangle{APB}=\triangle{AQB}\)
両辺から \(\triangle{OAB}\)をひいて
\(\triangle{APB}-\triangle{OAB}=\triangle{AQB}-\triangle{OAB}\)
よって
\(\triangle{OAP}=\triangle{OBQ}\) //
面積を削ぎ落とそう!
問題2 平行四辺形\(ABCD\)で、\(AB\)を \(1:2\)にわける点\(P\)をとります。\(PC\)と\(BD\)との交点を\(E\)とします。\(BE:ED=2:3\)となるとき、\(\triangle{PED}\)と平行四辺形\(ABCD\)の面積比を求めなさい。
平行四辺形\(ABCD\)の面積を1とすると
\(\triangle{PED}\)\(=1×\frac{1}{2}×\frac{2}{3}×\frac{3}{5}\\=\frac{1}{5}\)
よって
\(\triangle{PED}:\) 平行四辺形\(ABCD\) \(=\frac{1}{5}:1\\=1:5\)
答え \(1:5\)
式の意味を理解しよう!
まとめ
同じような問題を何度も解くことがポイントです☆
この問題は「このパターンだ!」とわかれば完璧です!
- 「等しい」から「同じ」をひけば、「等しい」!
- 面積を削ぎ落とす!