「等式」と「不等式」をまとめて学ぶ!
- 等 式・・・等号を使った式
- 不等式・・・不等号を使った式
もくじ
漢字の意味から考える!
等式・・・等号を使った式
→「\(=\)」を使った式!
例 「\(3x=5y-2\)」
「\(~a=1000-b\)」
不等式・・・不等号を使った式
→「\(<,~>,~≦,~≧\)」を使った式!
例 「\(20-x>0\)」
「\(-2a≦7b+c\)」
※ 「不」は否定の意味があるので、不等式は”等式ではない”となります!
「等号」「不等号」を使って表す!
問題1 次の文章を式で表しなさい。
(1)1個\(a\)円のパンを200個買うと、代金は\(b\)円でした。
(2)Aさんは\(a\)円持っていて、Bさんは\(b\)円持っていました。2人合わせて\(c\)円の本を3冊買うことができました。
(1)1個\(a\)円のパンを200個買うと、代金は\(b\)円でした。
(式) \(a×200=b\)
答え \(200a=b\)
単位は書かない!
文字のルールに従う!
(2)Aさんは\(a\)円持っていて、Bさんは\(b\)円持っていました。2人合わせて\(c\)円の本を3冊買うことができました。
(式) \(a+b≧c×3\)
答え \(a+b≧3c\)
単位は書かない!
文字のルールに従う!
なぜ「≧」を使うのか?
例えばAが \(200\)円、Bが \(300\)円持っていたとすると
2人合わせて \(200+300=500\)(円)となります。
ということは、\(500\)円までなら買うことができます😊
よって
① \(500\)円より安いとき買える!
「 \(<500\)」
② \(500\)円ちょうどのとき買える!
「 \(=500\)」
①、②を合わせて書くと
「 \(≦500\)」
まとめ
- 等 式・・・等号を使った式
- 不等式・・・不等号を使った式
等号、不等号の左側にある式を「左辺」、右側にある式を「右辺」、両方合わせて「両辺」も覚えておきましょう!