解説3 問題によって文字の意味が違う
数学やり直しさんコメントありがとうございます。
結論から申し上げると、「二次式」と「二次関数」が混ざっていることが原因であると考えられます。
もくじ
式の次数を答える
問題 \(x^2+abc+ac\)は何次式か答えなさい。
答え 三次式
となります。
このときはそれぞれ「文字を何回かけているか」によって次数が変わります!
二次関数\(y=ax^2\)
二次関数「\(y=ax^2\)」にある\(a,x,y\)は意味が異なります。
例えば、
二次関数「\(y=3x^2\)」で
\(x=4\)のとき、\(y\)の値は\(48\)になります。
\(y=3×4^2\\~~=3×16\\~~=48\)
また、
二次関数「\(y=7x^2\)」であれば
\(x=4\)のとき、\(y\)の値は\(112\)になります。
\(y=7×4^2\\~~=7×16\\~~=112\)
このように\(y\)と\(x\)の関係を表したものを関数と言います。
「\(y=ax+b\)」なら一次関数、「\(y=\frac{a}{x}\)」なら反比例、など
「\(y=ax^2\)」の”\(a\)”とはいったい何なのか?
「\(y=ax^2\)」の”\(a\)”には基本的には数字が入ります。
その数は無限にあるので書き表すことはできません。だから文字を使おう!という考え方です。
よって、すべての数の代表として\(a\)が使われているという認識になります。
だから二次関数「\(y=ax^2\)」には
「\(y=3x^2\)」や、「\(y=7x^2\)」などがあります。
また、一次関数の形は「\(y=ax+b\)」であり
この”\(a\)”と”\(b\)”も同様に、基本的には数字が入ります。
「\(y=7x+2\)」や、「\(y=-2x+6\)」など
あくまでも関数\(x\)と\(y\)なので、それ以外は関係ありません。
お仕事に必要ということで、久しぶりの数学おつかれさまです。
数学の復習に役立てていただければ幸いです。
早々にご返信いただき、恐れ入ります。
とてもわかりやすく解説していただき、ありがとうございました。かなりポイントがずれていて恥ずかしい限りです。
とてもおもしろそうなサイトなので、他にもよく拝見させていただきます。
ありがとうございました。
数学やり直しさんコメントありがとうございます。
がんばってください!!!