数学で使う文字のルールを知ろう!
- ×を省く
- 文字と数字では、数字を先に書く
- 同じ文字の積(×)は、累乗の指数を使って書く
- 記号÷を使わないで、分数の形で書く
もくじ
文字のルールを覚えないと始まらない!
① ×を省く
問題1 \(3×a\)を、記号×を使わないで表しなさい。
答え \(3a\)
問題2 \(3×a×b\)を、記号×を使わないで表しなさい。
答え \(3ab\)
問題3 \(2×c×a\)を、記号×を使わないで表しなさい。
答え \(3ac\)
☝️アルファベット順で書くのが一般的です!
② 文字と数字では、数字を先に書く
問題4 \(a×6\)を、記号×を使わないで表しなさい。
答え \(6a\)
問題5 \(a×6×2×b\)を、記号×を使わないで表しなさい。
答え \(12ab\)
③ 同じ文字の積(×)は、累乗の指数を使って書く
累乗と指数はこれです☆
問題6 \(a×a×a×a\)を、記号×を使わないで表しなさい。
答え \(a^4\)
問題7 \(x×6×x×y\)を、記号×を使わないで表しなさい。
答え \(6x^2y\)
④ 記号÷を使わないで、分数の形で書く
問題8 \(a÷6\)を、記号×を使わないで表しなさい。
答え \(\frac{a}{6}\)
問題9 \(8×x÷y\)を、記号×を使わないで表しなさい。
答え \(\frac{8x}{y}\)
まとめ
① ×を省く
② 文字と数字では、数字を先に書く
③ 同じ文字の積(×)は、累乗の指数を使って書く
④ 記号÷を使わないで、分数の形で書く
英語 happy は数学で文字のルールに従って表すと?w
答え \(ahp^2y\)ですw
どうして文字を使うと便利なのか?
例えば偶数って何か答えられますか?
答え 偶数は2の倍数の数(2で割れる数)のこと☆
次の問題で、文字を使わない場合と、文字を使う場合で何が起こるか見てみましょう!
問題 ある数を2倍したら、偶数になることを証明しなさい!
文字を使わない場合
1×2=2
2×2=4
3×2=6
4×2=8
5×2=10
6×2=12
⇩
68×2=136
69×2=138
⇩
30000×2=60000
30001×2=30002
⇩
すべての場合を計算することは不可能です!
こんなこと一生したくないですw
文字を使う場合
ある数を\(x\)とすると
\(x×2\\=2x\)
実はこれで終わりです☆
なぜか?
文字には数を代入することができるからです!
だからすべての場合を計算してることになるのです☆
これが文字が便利な理由です!
つまり
「文字は数字の代表」なのです☆
タグ:文字のルール