連立方程式の利用 その④
お決まりのです☆
- わからない(求めたい)数を文字で置く!
- 文章を読みながら方程式をつくる!
- 答え方に注意する!
とにかく問題に慣れること!
問題 A君とB君は現在それぞれ貯金があります。A君が5000円貯金すると、A君の貯金がB君の貯金の3倍になる。B君が5000円貯金すると、B君の貯金がA君の貯金の2倍になる。A君とB君の現在の貯金額をそれぞれ求めなさい。
90%くらいの確率で、問題文の最後の文字を置けばOK!
現在の貯金額A君を\(a\)円、B君を\(b\)円とする
◯ 文字の種類は好きな文字でOK!
「A君が5000円貯金すると、A君の貯金がB君の貯金の3倍になる。」
より
\(a+5000=3b…\)①
◯ A君が5000円貯金したら残高が\((a+5000)\)円になります!
「B君が5000円貯金すると、B君の貯金がA君の貯金の2倍になる。」
より
\(b+5000=2a…\)②
◯ B君が5000円貯金したら残高が\((b+5000)\)円になります!
よって
\(\begin{cases} a+5000=3b…① \\ b+5000=2a…②\end{cases}\)
①より
\(a=3b-5000…\)③
これを②に代入して
\(b+5000=2(3b-5000)\)
\(b+5000=6b-10000\)
\(-5b=-15000\)
\(b=3000\)
\(b=3000\)を③に代入して
\(a=3×3000-5000\)
\(a=4000\)
よって
答え A君4000円、B君3000円
答え方に気をつける!
まとめ
毎回毎回同じまとめになって申し訳ないです!
1 文字を置く
2 式を作る
3 計算する
4 答える
5 確認
毎回同じと気づいている人は、連立方程式の利用にすっかり慣れているということです☆
問題は違っても解く流れは同じです!
基本を押さえてから、難しい問題にチャレンジしましょう☆
がんばってください!