一次方程式の利用③(速さ)
もくじ
まずは知ることから!
知らない人はこれを覚えることから始めてください☆
速さの問題でも基本は同じ!
ポイントをおさえる!
- わからない(求めたい)数を文字で置く
- 文章を読みながら方程式を作る
- 答え方に注意する
問題 G君は家とカフェを往復するのに行きは15分、帰りは20分かかりました。行きは帰りより\(30m/\)分早く歩いています。G君がカフェに行くときの速さを答えなさい。
1.わからない(求めたい)数を文字で置く
「G君がカフェに行くときの速さを答えなさい。」
より、速さを\(Am/\)分とする。
2.文章を読みながら方程式を作る
ここでは文章ではなく表で考えてみます!
行き | 帰り | |
は | A | ② |
じ | 15 | 20 |
き | ① | ③ |
問題文からここまで埋めることができます!
続いて残りの空欄も埋めていきましょう!
① 「き=は×じ」 より
き=\(A×15=\)\(15A\)
② 「行きは帰りより\(30m/\)分早く歩いています。」より
帰りの速さは、\(A-30\)
(帰りの方が遅から\(-30\)になります!)
③ 「き=は×じ」 より
き=\((A-30)\)\(×20\)
き=\(20(A-30)\)
行き | 帰り | |
は | A | A−30 |
じ | 15 | 20 |
き | 15A | 20(A−30) |
これで表がすべて埋まりました!
それでは方程式を作っていきます。
方程式では「(左辺)=(右辺)」なので、等しいものを探します!
ここで等しいものは家からカフェまでの距離です!
(往復するってことは行きも帰りも同じ距離☆)
よって
\(15A=20(A-30)\)
これを解いて
\(15A=20A-600\)
\(15A-20A=-600\)
\(-5A=-600\)
\(A=120\)
3.答え方に注意する
答え \(120m/\)分
まとめ
文章を読みながら表を埋めていくと、「何が出せるのか」に早く気づくことができます!
がんばってください!