一次方程式の利用①(文章問題) ~ポイントは3つだけ~
次の3つを覚えればすべての問題に使えます!
- わからない(求めたい)数を文字で置く!
- 文章を読みながら方程式をつくる!
- 答え方に注意する!
それでは問題を見ていきましょう!
問題 ある数を2倍して、10をたしたらもとの数(ある数)から6をひいた数と等しくなった。ある数はいくつか答えなさい。
もくじ
1.わからない(求めたい)数を文字で置く
方程式を作る場合、まずわからない数を文字で置くことから始まります!
そしてわからない(求めたい)数は、ほとんどの場合「問題文の最後」にあります♪
ここではある数をAとして問題を解きます!
置く文字は何でもOKです!
2.文章を読みながら方程式を作る
「ある数を2倍して、10をたしたら」より
ある数を2倍して、10をたしたら
A×2+10
=2A+10
さらに
「もとの数(ある数)から6をひいた数」より
もとの数(ある数)から6をひいた数
A-6
そして
ある数を2倍して、10をたしたらもとの数(ある数)から6をひいた数と等しくなった。
2A+10=A-6
文章を読みながらそのまま式を作っていくと、方程式が勝手に出来上がります!
この方程式を解くと
2A+10=A-6\\2A-A=-6-10\\~~~~~~~~~A=-16
3.答え方に注意する
問題文では「ある数はいくつか答えなさい。」なので
A=-16
と答えてはいけません!!
◯ ある数 -16
と答えて正解です。
単位がある場合は単位を忘れないようにしてください!
まとめ
- わからない(求めたい)数を文字で置く!
- 文章を読みながら方程式をつくる!
- 答え方に注意する!
問題 ある数を2倍して、10をたしたらもとの数(ある数)から6をひいた数と等しくなった。ある数はいくつか答えなさい。
ある数をAとする
2A-A=-6-10\\A=-16
よって、ある数は~-16
おつかれさまでした♪