一次方程式を解くために必要!「移項」
もくじ
ポイントは2つ!
- =(イコール)を飛び越すときは符号が変わる
- 文字は左、数字は右に集める
それでは問題で確認していきましょう!
例① \(x+3=10\)
この問題で式が成り立つためには\(x\)の値がいくつになればいいでしょう?
↓
正解は\(x=7\)です!
これがわかったあなたは完璧です!
\(x\)(何か)に\(3\)をたして\(10\)になるってことは\(x\)(何か)は\(7\)になります。
しかし、この解き方では式が複雑な場合、問題を解くのに時間がかかってしまいます。そこで次のような方法で解きましょう。
1.=(イコール)を飛び越すときは符号が変わる!
ここで大切なのは、最終的には
\(x\)=答え
にしたいということです。
(左辺に\(x\)、右辺に答え)
ということで
例① \(x+3=10\)を解くには、左辺を\(x\)だけにしたいので\(3\)が邪魔です!
左辺にある\(3\)を右辺に移動させます
項を移動させることを移項といいます!
=(イコール)を飛び越すときは符号が変わるから
\(x=10-3\) となります
あとは右辺を計算して
\(x=7\)
解き方をまとめると
\(x\)\(+3\)\(=10\)
\(x~~~~~~\)\(=10\)\(-3\)
\(~~~~~x=7\)
それではもう1問いきましょう!
2.文字は左、数字は右に集める
例② \(2x-5=x+4\)
最終には「\(x=\)答え」(左辺に\(x\)、右辺に答え)にしたいので
\(2x\)\(\underline{-5}\)\(=\)\(\underline{x}\)\(+4\)で
「文字=数字」にしたいから
\(2x\underline{−x}\)\(=\)\(4\underline{+5}\)
あとは計算して
\(x=9\)
下線部の項を移項して問題を解くことができました!
まとめ
- =(イコール)を飛び越すときは符号が変わる
- 文字は左、数字は右に集める
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