相似を証明するときのポイント!
証明のポイント!
- 比べる三角形を書く!
- 対応する順に書く!
- 最初に書いた三角形で、左と右を区別する!
- 結論は最後に書く!
もくじ
ポイントを外さないことが点数につながる!
例題 下の図で、△ABC∽△DEFであることを証明しなさい。
[証明]
△ABCと△DEFについて
∠ABC=∠DEF=40°・・・①
∠BAC=∠EDF=80°・・・②
①、②より2組の角がそれぞれ等しいから
△ABC∽△DEF
証明終
どこがポイントとなるか?
ポイント①
「今からこの三角形について証明しますよ!」と最初に書きます!
[証明]
△ABCと△DEFについて
∠ABC=∠DEF=40°・・・①
∠BAC=∠EDF=80°・・・②
①、②より2組の角がそれぞれ等しいから
△ABC∽△DEF
証明終
ポイント②
アルファベットは対応する順に書きます!
対応しているのは
AとD、BとE、CとF
⇩対応するとは重なるということです☆
[証明]
△ABCと△DEFについて
∠ABC=∠DEF=40°・・・①
∠BAC=∠EDF=80°・・・②
①、②より2組の角がそれぞれ等しいから
△ABC∽△DEF
証明終
ポイント③
最初に書いた三角形で、左と右を区別する!
証明で、最初に「△ABCと△DEFについて」と書いた場合
△ABCのことを左に、△DEFのことを右の書かなくてはいけませんので注意してください☆
基本は、問題文に合わせるのが一般的です☆
ポイント④
結論は必ず最後に書く!
結論を途中で使ったらそこでアウトです!
例えば、「あなたが賢いことを証明してください。」と言われたら、「前回の数学のテストで100点だったので賢いです!」と答えれば何か証明っぽいですよね?w
ところが、「あなたが賢いことを証明してください。」と言われて、「だって賢いからです!」と答えると、意味がわからないことになりますよね?w
『賢いこと』が結論で、それを証明するために、色々な理由を並べて証明します。なのに、途中で結論を言ってしまっては証明にならないのです!
まとめ
- 比べる三角形を書く!
- 対応する順に書く!
- 最初に書いた三角形で、左と右を区別する!
- 結論は最後に書く!
ポイントを押さえて、あとは自分のオリジナルに仕上げてください☆